「エリオット波動理論」という理論を聞いたことがありますか？
エリオット波動理論は、相場の動きを予測するにあたって、非常に有力とされている理論です。
エリオット波動理論はかなりハイレベルな内容になっており、理解するのに相当時間がかかると思います。
僕は「覚える」というレベルにすら至っていません。笑
ですが、バイナリーオプションをやる上では、間違いなく知っておくべき内容なので、概要だけでも知っておくことをオススメします。
エリオット波動理論の全容は、ここでは到底伝えきれないので、あくまで概要部分のみピックアップして紹介します。
◎エリオット波動理論の概要
エリオット波動理論は負債、商品（株式、債務、石油、金・・・）などに適用するとされています。
エリオット波理理論は、会計士兼ビジネス専門家ラルフ・ネルソン・エリオットにより1938年に公表された「The Wave Principle」という研究で提案された理論です。
エリオットによると、市場価格の挙動は明確に推定し、波などのチャートに示すことが出来る、そして市場は強気市場と弱気市場の2つの大きな段階があると述べています。
そして、波動（値動き）は大きく8種類に分かれるとされています。
・波1
「市場心理」が実質的に弱気である場合に発生します。
原則として、飛躍（弱気トレンドから強気トレンドへの反転、抵抗レベルへの浸透など）を表す場合は非常に強い。
・波2
市場が急速に収益性の高いポジションからのロールバックを行う際に発生します。
波1のほぼ100％にロールバック出来ますが、開始レベル以下にはなりません。
通常、波1の60％ほどで、利益修正を好む投資家の増加に発展します。
・波3
投資家の楽観主義の急速な増加が観察されます。
これが価格が加速され、数量が増加する上昇の最強かつ最長（それが最短になることはありません）の波です。
典型的な波3は波1と比べて少なくとも波1の1.618倍長いとされています。
・波4
識別が難しいとされています。
一般的にこれは波3のおおよそ38％ ロールバックしますが、深さと長さは通常はあまり重要視されません。
楽観ムードが依然として市場を支配します。
5波サイクルが終了三角形の一部になるまで、波4と波2は重複しません。
・波5
多くの場合、運動量相違を使用して識別されます。
価格は中くらいの取引高で増加します。
波は大規模な手数料の背景に形成されています。
多くの場合、波の終わりで取引高が急激に上昇します。
・波A
多くの投資家が、上昇がまだ鋭いカムバックをすると考えます。
しかし、一部の投資家がその逆を確信します。
この波の特性は波1のものと同一です。
・波B
多くの場合、波4に非常に似ていて特定することは非常に困難です。
楽観の休符に些細な上向きの動きを示します。
・波C
新しい、下降トレンドの開始が一般的に信じられている背景発生する強い下降の波。
一方で、一部の投資家は慎重に買いを開始します。
この波は高運動量（5波）と波3の1.618倍に当たる長さを特徴とします。
残念ながら、エリオット波動は「古い」市場でよく観察されますが、将来のためにはむしろ、かすみがちです。
これが、エリオット波動理論の実用化が困難であることが多く、特別な知識を必要とする理由です。
■まとめ
以上の内容がエリオット波動理論の概要となります。
あくまでこの内容は触り程度なので、もっと深く学びたいという方は、書籍などをオススメ致します。
とはいえ、ほとんどの人が何を言っているのかわからないという状況だと思いますが、安心してください。
僕も当時は全く意味がわかりませんでした。笑
いきなり全てを覚えようとしても無理なので、経験をしながら少しずつ覚えていきましょう。
相場を見ている中で「こういうことだったのか！」と納得できる瞬間がくるかもしれません^^
エリオット波動理論は間違いなくバイナリーオプションに役立ちますので、興味が湧いた方はぜひ追求してみてください！