バイナリーオプションに取り組むのであれば、CCIという分析ツールはしっかり覚えておきましょう!
使える場面も多く、覚えておいて損がない分析ツールです^^
ということで、CCIというテクニカル分析ツールについて解説していきます!
CCIとは?
CCI(コモディティ・チャネル・インデックス)は、1980年にアメリカの投資家「ドナルド・M・ランバート」が開発したオシレーター系のテクニカル分析ツールです。
日本語では「商品チャネル指数」と訳すことができます。
市場では、季節要因によって一定の周期で値動きが見られますが、この周期性を見極めるためにCCIが考案されたとされています。
周期性について、価格推移には上昇・下降に伴う一定のサイクルがあるとする考え方が主流となっています。
一定のサイクルの中で相場の「売られすぎ・買われすぎ」を判断して、相場の方向性を予測するためにCCIを利用します。
CCIが表しているのは「現在価格がその日の高値・安値・終値の平均値の移動平均から、どのくらい乖離しているのか」という指標です。
この乖離を適切に捉えることができるようになれば、エントリーポイントも自ずと見えてきます!
CCIの基本的な使い方
まず、一般的にCCIは数値の0を基準として判断することが多いです。
CCIの値が0より上にいった場合は上昇トレンド、0を下回った場合は下降トレンドという判断をすることができます。
◎CCIの買いサイン
-200%に達して反転したら買いサイン→(逆張り)
-100%以下で鋭角に反転したら買いサイン→(逆張り)
レートは安値を更新していて、尚且つCCIの安値は-100%以上の水準で切り上がっているダイバージェンスは買いサインと判断することができます。
※ダイバージェンスについてはこのあと解説します。
100%を上抜いたら買いサイン→(順張り)
◎CCIの売りサイン
200%に達して反転したら売りサイン→(逆張り)
100%以下で鋭角に反転したら売りサイン→(逆張り)
-100%を下抜いたら売りサイン→(順張り)
レートは高値を更新していて、尚且つCCIの高値は100%以上の水準で切り上がっているダイバージェンスは売りサインと判断することができます。
このような内容がCCIの使い方となりますが、実際に使ってみないとなかなかイメージが湧かないと思いますので、まずは一度使ってみましょう!
何となくCCIの動き方を観察するだけでも発見があります♪
CCIでのダイバージェンス
CCIでは、ダイバージェンスという現象がみられることがあります。
ダイバージェンスはオシレーター系指標に見られる、レートと指標の逆行現象を指しています。
CCIでダイバージェンスが発生した場合はエントリーチャンスでもあります。
ダイバージェンスの発生箇所はトレンドラインを引くことで見つけやすくなります。
トレンドラインを引くポイントとしては「レートとCCIそれぞれの上値と上値」、もしくは「レートとCCIそれぞれの下値と下値」などが代表的です!
レートは高値を更新しているものの、CCIが100%以上の水準で切り下がっていれば弱気のダイバージェンス=売りサインとなります。
逆に、レートは安値を更新しているものの、CCIが-100%以上の水準で切り上がっていれば強気のダイバージェンス=買いサインとなります。
まだCCIを使ったことがないという方も多いと思いますが、ぜひ一度使ってみてください。
それぞれの分析ツールにメリットとデメリットがあるので、自分に合う組み合わせを見つけていきましょう!